熱中症で倒れられている方のニュースが毎日報道されていますが、2018年の夏はフェーン現象も伴っており、広い範囲で熱中症とみられる症状で搬送される方が相次いでいます。

ここまでひどい暑さになるのは珍しいことですが、それでも毎年かなり暑い日々を過ごさねばならないことに変わりはありません。

このような状況の中で熱中症を予防するためにも、エアコンをうまく活用するほかありません。

節電でエアコンを使用しない方や、こまめに消している方もおられますが、実は逆にお金を費やしていることになっているのをご存知でしょうか。

今回は、熱中症の予防もできて、お財布にも優しいエアコンの活用法をご紹介します。

電気代を気にしてエアコンを使わないのはNG！

熱中症は高温多湿な環境が続いてしまう場合に、めまいや失神、頭痛、吐き気などの症状が出現します。症状がひどい場合においては、意識障害やけいれんなどを及ぼすこともあり、命を危険にさらすことにもなります。

暑い日々が続いていても、「自宅にいれば大丈夫」とエアコンを使わずに窓を開けたり、扇風機でしのいでいる方もおられますが、熱中症を発症された方を調査してみると、自宅など住宅内部で発症する割合が一番高いのです。

また、ペットを飼われているお宅では、ペットたちは自ら熱中症対策をすることはできませんので、私たちよりも温度調節に配慮する必要があります。

エアコンを24時間つけっぱなしにした場合の電気代は？

熱中症対策にはエアコンの存在が欠かせません。
それでも「電気代が高くなるから」と敬遠している方も少なくありません。また、こまめに電源を落としている方もおられると思いますが、つけっぱなしにしているといったいどれくらいの電気代となるのでしょうか。

エアコンのスイッチを入れると、部屋の温度を下げるために頑張ってどんどん冷やそうとして、温度が下がるまでに多くの電力を使います。いったん部屋の温度が下がってしまえば、それほど電力を消費することなく、運転を続けるのです。

つまり電気代のことを考えてこまめにスイッチを落としても、スイッチを入れるたびに多くの電力を使ってしまい、それ程効果がないということになりかねません。

当社の社屋で実際に行った実験では、エアコンの設定温度を高めに設定して（27度設定）1ヶ月24時間つけたままで、電気代は4,300円高くなる程度でした。（社屋の実験は2Fの事務所で広さ27帖程度で、比較的窓は多い方です。）
この程度であれば、熱中症対策のことも考えて、つけっぱなしで快適に過ごすほうがいいと思いませんか。

エアコンは設定した温度に達すると、自動的に節電する仕組みになっているので、つけ始めが一番電気代がかかるのです。

室温が上昇する原因となる窓からの直射日光を避けるために、カーテンやすだれ、よしずなどを設置すると、エアコンの運転が少負荷で出来るようになるので、より電気代節約に効果的です。

古いエアコンは効きが悪い？突然の故障にも注意！

古いエアコンを大事にお使いの方も少なくありません。
まだまだ現役で動いていて、きちんと部屋を冷やしてくれるのであれば、「もったいない」と考えて使い続けていませんか？

古いエアコンは最新のものと比べると効率が悪く、部屋を冷やして室内を快適な温度に保とうとすると電力を余分に使うことになり、電気代が高くなってしまいます。

15年くらい前のエアコンをお使いの方もおられますが、最新のものと比べると消費電力が大きく違う場合もあり、電気代を年間で比較すると、数万円程度の差になることもあります。

古いエアコンであれば急に故障することもあり、暑い日であれば熱中症の危険も高まります。最近では、発売から20年ほど経過している「ナショナル製マルチエアコン」を中心に、古いエアコンの故障でお困りの方からのご相談が増えています。

「動くのであればまずは修理」と考えている方も少なくありませんが、「ナショナル製マルチエアコン」など部品自体の生産が終了している場合もありますので、故障の状況によってはエアコンの交換となることもあります。

エアコンの交換・点検はサニーシステムへ

暑い日はまだまだ続きそうです。
熱中症で多くの方が病院に運ばれて、中には命を落とす方もおられます。大切なご家族やペットの命を守る上で、エアコンを使った熱中症対策は欠かせません。

古いエアコンを使っていて電気代が気になる方、最近エアコンの効きが悪くなったと感じている方は、ぜひサニーシステムにご相談ください。

当社では、省エネで快適な環境を作り出すエアコンへの交換工事や、修理ができないと断られたナショナル製マルチエアコンの点検、交換工事を承っております。

スタッフが現地調査を行った上でお客様にとって最適なプランをお見積りさせていただきます。お気軽にご相談ください。