サニーシステムでは2021年度、2022年度に続き、今年度もあきる野市にある高校、都立秋留台高校からご連絡をいただき、7月4～6日の3日間、インターンシップの受け入れをいたしました。

今年度は太陽光をテーマに「調査・説明」を行うプログラムを計画しました。

【1日目】 当社の事業内容と太陽光パネル業界の紹介

• 当社の事業内容を紹介
• 太陽光パネルの業界や製品に関する調査
• 調査結果を自分の言葉で説明するワーク

【2日目】太陽光パネルの見積もり実務体験

• 自宅の家電製品の消費電力量を計算するワーク
• 計算結果をもとに、太陽光パネルの搭載枚数を見積もるワーク

【3日目】次世代太陽光パネルの理解と販売戦略の検討

• 超薄型太陽光パネル（ペロブスカイト）についての情報収集
• 仮想のお客さまに対する導入価値を考察し、発表するワーク

1日目

まずはお互いの自己紹介から。弊社の仕事内容や、ビジネスの仕組みに関しても簡単に説明し、お互い理解を深めました。

自己紹介の後は、いよいよ太陽光パネルの業界や製品に関する調査をしていきます。
基礎知識として、発電方法の種類、発電所の設置場所についてインターネットで情報収集を行い、それから太陽光発電について調べました。

1. 太陽光メーカーと製品調査
2. 住宅屋根へのパネルの取り付け方
3. 太陽光パネルと蓄電池の関係
4. 世間から太陽光が注目されている背景
5. 電気代の節約以外のパネル設置効果
6. 屋根設置以外の太陽光パネルや用途

上記の中から2つ選択して、調べた事とそれに対する自分の感想をまとめて発表していただきました。

2日目

2日目はより業務に関わる体験として、太陽光パネルの見積もりの実務体験をしていただきました。

まずは、家にある家電製品を5個リストアップして、製品の消費電力を調べて電気代を算出します。
停電が起きた際、生活に不可欠な家電製品の消費電力を賄うには、どれくらいの太陽光パネルが必要になるのかを調べるワークを行いました。

次に仮想のお客さまの消費電力から見立てた電力量を元に、自宅の航空写真を使って、屋根へパネルをどのように配置できるか考えるワークも行いました。
普段生活している自宅への配置案を考えることで、より身近なものとして太陽光パネル設置に関する実務に触れることができたと思います。

3日目

最終日となる3日目は営業活動についてのワークです。
営業担当となった体で日本発の超薄型次世代太陽電池「ペロブスカイト」を販売するための資料を作成しました。

• 売りたい相手は誰なのか？
• ペロブスカイトとはどういうものか？
• お客さまにとって何がメリットとなるのか？
• お客さまに使うイメージを持ってもらうための利用場面

上記の内容を調査し、会社として打ち出したい宣伝イメージを伝えるための営業資料を作り、その後発表を行いました。

3日間を通して、さまざまな視点から太陽光パネルを調査し、仕事で必要な説明する力を学習することができました。

生徒さんからの感想

後日、生徒さん達から心のこもったお手紙をいただきました。

• A君「このインターンシップを通して太陽光パネルに興味をもちました。」
• B君「このインターンシップで学んだことはいつか絶対使う時がくると思うのでこの経験を生かしていきたいです。」
• C君「わずか3日間でしたがとても勉強になり、自信がつきました。」

このインターンシップが、生徒さんたちの学習と今後のキャリア選択において、有益な経験となったことを願っています。

皆さまの今後一層のご活躍を心から応援しております。