
お知らせ

サニーシステムでは今年もインターンシップの受け入れを行いました。
今回ご連絡をいただいたのは、東京都立多摩工科高等学校とあきる野市立東秋留小学校の2校です。
それぞれインターンシップの様子をご紹介いたします。
2025年2月3日~5日の3日間、東京都立多摩工科高等学校から電気科を専攻されている生徒さん2名を受け入れいたしました。
昨年実施したインターンシップ同様、今回も「エアコン設置」をテーマに施工体験を中心としたプログラムを実施いたしました。
昨年のインターンシップの様子は、こちらからご覧ください。
インターンシップ2024
背板設置からエアコン室内機取り付け、配管の処理や室外機設置までの工程を2日間にわけて体験していただきました。


最終日となる3日目のプログラムは、2日間の施工体験をもとにした手順書や作業報告書の作成です。
作業内容の他にも、各工程での注意点や気づき、使用した道具などをパソコンで細かくまとめていただきました。


電気科を専攻されている生徒さんのため、専門的な基礎知識にも理解があり、手順書や作業報告書もしっかりと細かく記載されていました。また、非常にまじめに取り組んでいたのがとても印象的でした。
今年、東秋留小学校の6年生の新たな取り組みとして「あきる野を知り、あきる野と関わり、あきる野をつくる学び」をテーマに、地域の企業と連携する「半日職業体験」が始まりました。
弊社もその中の1社として、2月6日・13日の2日間、計10名の児童のみなさんを受け入れ、空調設計の仕事体験をしていただきました。
最初に仕事内容の説明です。
実際に働いてみないと想像が難しいことも多いため、「会社はどんな感じなのか?仕事内容は?」などを簡単にご紹介しました。
説明終了後、業務の模擬体験に入る前に仕事への大切な心得をお伝えしました。
「仕事はチームワークです。一人で完了できるものではありません。正解や不正解もありません。働く中で大切なことは、一人一人が考え行動し、協力し合うことです。」
実際に働く場面を想定して、チームの作業に挑戦していきます。
まずは、ウォーミングアップとしてクイズにも挑戦していただきました。

バラバラになった機器の写真と説明文から、正解の組み合わせを見つけて表に貼るクイズです。
はじめて見る機器も多かったと思いますが、カタログや資料を見ながら「何の工事かな?」と想像を膨らませて真剣に取り組んでいました。
もしかしたら普段話すことが少ないお友達だったかもしれませんが、お互い相談しながら一生懸命考えている様子でした。
工事の見積書作成には機器や工事内容の知識が必要で、大人でも難しい仕事内容です。そこで今回は、小学生でも取り組めるように、算数の問題のようにして電卓を使いながら体験していただきました。

すでに、学校では%を使った割合の計算は習っているようですが、「仕事ではこのように四捨五入や割合など、算数で教わることをたくさん使ったりします」と説明すると、皆さんとても楽しそうに、真剣に悩んで考えていました。
この見積体験は、予想していたよりも児童のみなさんから好評で、「もっとやりたい」の声をいただきました。
これを機に算数が好きになってもらえると嬉しいです。
お客さまからエアコン、エコキュート、床暖房、換気の4種類の設備機器設置の依頼が来た前提で、部屋の間取り図に機器を配置してもらいました。
本来の業務ではCADを使いますが、児童の皆さんには印刷した紙を使って、間取り図へ機器を切り貼りする手作業で体験をしていただきました。

途中から「自分たちの好きな場所ではなく、意味のある場所への機器配置が求められている」ことに気づき、どの位置に置くべきかを考えながら作業を行っている様子でした。
今回は2校のインターンシップをお手伝いさせていただきました。
これをきっかけに「仕事って楽しい」「設備工事の仕事ってやりがいがある」と感じていただけたら幸いです。
生徒さんたちや、児童の皆さんの学習や今後のキャリア選択において、有益な経験となったことを願っています。
皆さまの今後一層のご活躍を心から応援しております。
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