東京都あきる野市のお客さまより石油給湯器（灯油ボイラー）からエコキュートへの交換工事をご依頼いただきました。

「石油給湯器（灯油ボイラー）」は、エコキュートと比較して初期費用は安いものの、月々の光熱費は高くなります。
また、定期的にタンクへ灯油を補充する必要があるので、手間がかかります。

一方で「エコキュート」は、石油給湯器（灯油ボイラー）と比較して初期費用は高くなりますが、電気料金の安い夜間電力を使用してお湯を沸かすため、月々の光熱費を抑えることができます。
また、停電時や断水時にもタンクに貯め置きしているお湯を非常用水として使うことができる製品もありますので、災害時も安心です。

このような背景に加え、国や地方自治体のエコキュート補助金制度なども後押しして、エコキュートの累計出荷台数は2020年6月に700万台を突破するなど、エコキュートを利用される方が増えております。

エコキュートの設置にあたっては、設置場所の基礎がしっかりしている必要があるため、基礎工事も合わせて行いました。

 

既設の石油給湯器（灯油ボイラー）を取り外します。

エコキュートは460Lタイプですと、タンクが550kgくらいの重さになりますので、地震などで倒れることがないようしっかりとした基礎を作ります。

養生期間をおいて基礎ができたら、エコキュートを固定するためのアンカーを打ちます。
また、エコキュートのタンクの搬入において支障となるエアコンの室外機は一旦取り外させていただきました。

エコキュートのタンクを基礎の上に設置します。
同時並行でヒートポンプとエアコンの室外機を2段置きにするための準備も進めます。

屋内では給湯器のリモコン交換と専用回路の電源を準備します。

配管を全て接続して漏れがないことを確認します。
エアコンも室外機を再度接続して、冷媒配管の中に残った空気を専用のポンプで吸い出して真空状態にする「真空引き」を行います。

最後にエコキュートの試運転を行って作業完了です。

 

サニーシステムでは、エコキュート/給湯器工事をはじめ、各種住宅設備の工事を承っております。
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