東京都八王子市のお客さまから「全館空調システムが効かなくなってしまったため、システムを交換したい」とのご依頼をいただきました。
お客さまの住宅は「2×4(ツーバイフォー)工法」系の輸入住宅で、気密・断熱性能が非常に高そうな仕様となっていました。
既設の全館空調機器はGAC(現:デンソーエアクール)製で、熱交換換気扇が「HRJ250TD」、エアコンの室外機が「ARAJ1123VB/A」、室内機が「ARHJ1122VA/A」という機器でシステムが組まれていました。
2階の小屋裏に機器が設置されていたため、スペースが広く比較的作業がしやすい環境でしたが、作業中の安全面や将来の機器点検・入れ替え時のメンテナンス性を考慮して、新たに作業床を敷設させていただきました。
機器の交換作業を始める前に、全館空調システムで使用していた「冷媒(フロン類)」を室外機に閉じ込める「ポンプダウン」と呼ばれる作業を行ってから、室外機を取り外します。
室外機に閉じ込めた冷媒(フロン類)はボンベに回収します。
作業の安全確保と将来のメンテナンス性を考慮して、小屋裏に作業床を敷設します。
既設の室内機を取り外します。
風量を調整するための装置「ダンパー」は、既存のものを流用します。
新しい室内機を設置します。
熱交換換気扇も交換します。
ダクトを取り回して室内機に接続します。
新しい室外機を設置したあと、接続した冷媒配管に漏れがないことを確認するための耐圧試験を行います。漏れがないことを確認のうえ、冷媒配管の中の空気を専用のポンプで吸い出し、真空状態にする「真空引き」を行います。
最後に試運転と風量測定を行って作業完了です。
サニーシステムでは、全館空調の設置・交換工事をはじめ、各種空調設備の工事を承っております。
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他社でとりつけた機器でも大丈夫!
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