埼玉県飯能市の印刷会社の方から「業務用エアコンを交換したい」とのご依頼をいただきました。

既設の古い業務用エアコンは、長方形の形をしたワイドモデルとなっており、機器にあわせて開口部が大きくなっていました。

今回交換する現行モデルの業務用エアコンは、室内機の形が正方形となっており、設置すると左右に開口部の隙間ができた状態となってしまいます。
このため、「ワイドパネル」を使用して隙間を埋めることにより、見た目が美しく仕上がるように施工させていただきました。

業務用エアコン内部には空気中にある熱を運ぶ「冷媒（フロン類）」と呼ばれるガスが充填されていて、空気中に漏れてしまうと環境破壊につながってしまうため、漏れないようにしっかりと回収します。

既設の室内機を取り外します。

今回、冷媒配管も入れ替える必要があるため、天井に点検口を設置します。

冷媒配管を通した後、新しい室内機を吊り下げる準備を行います。

新しい室内機と室外機をそれぞれ設置し、冷媒配管を接続します。
その後、冷媒配管に漏れがないことを確認するための耐圧試験を行います。
漏れがないことを確認のうえ、冷媒配管の中の空気を専用のポンプで吸い出し、真空状態にする「真空引き」を行います。

最後に天井開口部の隙間を埋めるため、ワイドパネルを取り付けます。
写真左は施工前の業務用エアコン、写真右は施工後の業務用エアコンですが、ワイドパネルを設置したことで工事前と同様にキレイに収めることができました。

機器の試運転も行い、正常動作することを確認して作業は完了です。

 

サニーシステムでは、業務用エアコンの設置・交換・移設工事のほか、業務用エアコンの分解クリーニングも承っております。
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